経過報告 ( 2014. 6 .15 )


PANDOLFINI'S ENDGAME COURSE の基礎的エンドゲームの問題を、局面図を覚えて
から頭の中のイメージで解くことを終了しました。やり始めてから2年近く経ち、かなり時間がかかりましたが、マイペースでやっていたので特に気にしてません。

駒数が少ない状況のイメージトレーニングは、脳内チェスの基礎力を向上させるのに役立ったと思います。基礎的でも忘れている問題も結構あって、基礎的なエンドゲームの勉強にもなりました。

何よりも、基礎的なエンドゲームの問題と、1手 ・ 2手メイト問題を頭の中のイメージで解くことを続け、「 新しいイメージ 等 」 の記事にあるように、いろんなイメージ方法を思いつきました。

ボードを見ずに頭の中のイメージで解くことは、その局面やパターンを覚えている時間が長くなる、つまり、局面図を見て問題を解いた時よりも、忘れづらくなる傾向があります。長期記憶化されない限り、しばらくその局面やパターンを見なければ、いずれ忘れてしまうのが普通ですが。

基礎的なエンドゲーム問題を頭の中のイメージで解くことは大事に感じますので、もう1度繰り返したり、別の基礎的なエンドゲームの本で行いたいですが、ゲームの始まりから最後まで
イメージすることも大事で、そのトレーニングを行なうことで新たに気づくこともあるため、今度は 161 ミニチュア ( 短手数局 ) 集 の本で、ミニチュアゲームを脳内再生させることを行なっていきます。

単に記譜を覚えて脳内再生させるだけでは あまり意味がないため、下記のようなことを考えながら行なっていきます。

どうしたら記譜を全て早く覚えられるか?
どうしたら駒の位置を覚えておきやすいか?
何手目まですぐ覚えられるか?
何故、駒の配置が分からなくなるか?
記譜を覚えづらくなる局面の傾向
感覚的なことを向上させるには?
ボードを見ないでゲームをするための準備段階となる
20手程覚えられれば、覚えたい定跡がある時、脳内再生できれば忘れづらい
道を覚える時など、何か他に覚える方法を参考にする ( 楽譜 、歌詞 、セリフ 、円周率 、英単語 など )

試していく方法は

1. ミニチュアゲームの記譜を覚え脳内再生する。上記のことがらを念頭におき、特徴に合わせて記号をつけていく ( 覚えやすい区切り 、覚えづらい局面 、 確認が必要な局面 、変化が気になった局面 、など )。

2. 覚えた記譜を実物のボードと駒で再現。手を動かすことが脳を刺激して、記憶力を高めたり、イメージ力向上につながる。

3. 駒を置いてないボードを見て、ゲームを再現。

4. 全く関係ない局面を見ながら、覚えたミニチュアゲームを再現。これは読みを行なう時、駒配置が読みの妨げになることがあるため、駒配置に関係なく、読みを行えるようにするための実験的トレーニングです。

他にも日ごろのゲーム終了後、記譜だけを見てゲームを脳内再生させるのは良いイメージ
トレーニングになりそうです。

これらのトレーニングを行なう中で新たに気づいたことがあれば、記事にしていきたいと思います。


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