d3 にあるビショップの利きをイメージする時、今までは上図のように交差する斜線をイメージしてました。 Bd3 の利きだけを確認するならば、交差線をイメージするだけで OK ですが
最近 感じるようになったことは、それだけではそれ以上のつながりを感じられない、ということ
です。
そして思いついたのが、斜線は長方形でイメージした方がいいのではないか？ ということ
です。具体的には下図のように斜線をイメージします。
Bd3 の利きである f1 - a6 ラインだけをイメージするのではなく、上図のように長方形で
イメージします （ 3 x 6 マスの長方形 ）。この形は 斜線の瞬間イメージ （ 交線 ） の記事内に出てきました。
何故このようにイメージした方がいいかというと、このようにイメージした方が、斜線のつながりを感じられるようになることと、長方形のライン上にある駒と関連性が見えてくるからです。次の記事で扱う、斜線のネットワークを脳内に作るため役立つイメージ方法となります。
Bd3 の利きは b1 - h7 ラインもあるので、上図のような 2 x 7 マスの長方形もイメージします。始めは違和感を感じるかも知れませんが、慣れてくると、瞬時に長方形をイメージできますし、長方形でイメージすることで、斜線のつながりを感じやすくなります。
長方形はもう １種類あり、下図のような 4 x 5 マスの長方形です。
例えば、 d1 にビショップがある時、この長方形をイメージします。
2 x 7 マス 長方形
3 x 6 マス 長方形
4 x 5 マス 長方形
これに ８マス斜線 を加えた ４種類の斜線で、全ての斜線をイメージすることが可能です。
始めは下図のように、８マス斜線と長方形を一緒にイメージすると良いです。８マス斜線と
長方形がどこのマスで交差するか、頭の中でイメージしてください。始めは時間がかかるかも知れませんが、慣れてきてつながりの関係が分かってくるとすぐにイメージできるでしょう。
2 x 7 マス 長方形
3 x 6 マス 長方形
4 x 5 マス 長方形
８マス斜線
この４つの斜線は、それぞれ必ずどこかで交差します。どこで交差するかイメージできるようになりましょう。
2 x 7 マス長方形 と 3 x 6 マス長方形が交差するマスはどこか？
2 x 7 マス長方形 と 4 x 5 マス長方形が交差するマスはどこか？
3 x 6 マス長方形 と 4 x 5 マス長方形が交差するマスはどこか？
実際はそれらをイメージできるようにする前に、どこのマスであっても瞬時に長方形のラインをイメージできるようになりましょう。これは非常に大事であると考えてます。
b1 、 c1 、 d1 など、ボードの端列にあるマスはすぐに長方形をイメージできるでしょう。
b2 、 c3 、 d4 など、８マスライン上にあるマスもすぐに長方形をイメージしやすいです。
c2 、 d2 、 d3 など、２つの長方形をイメージする必要のあるマスはイメージに時間がかかるかも知れません。しかし慣れてきたら瞬時にイメージできるようになりましょう。
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