経過報告( 2012.9.21 )


私が脳内チェストレーニングを始める前の状態から、現在の状況まで記録をつけていくことにしました。ご参考になりましたら幸いです。


2012年2月

ボードイメージ

この時点でボードの斜めマスをどのようにイメージするかは考え済みでしたので、ボードを見なくても斜めマスをイメージすることはできましたが、イメージするのにすごく時間がかかりました。

ボードの端列とセンターの4マスはイメージできましたが、それ以外のマスはイメージするのが難しかったです。

1つのマスの位置をイメージするのに、すぐにイメージできないマスが多かったと思います。


駒の利き、動きイメージ

トレーニングを始める前に PANDOLFINI'S ENDGAME COURSE の問題を頭の中のイメージで解くことを少しやっていましたが、2つのキングが接近して利きが重なった時、イメージが混乱しそのまま続けるのは難しかったので止めました。

各駒の利きや動きを頭の中でイメージするのは難しかったですし、非常に時間がかかりました。


2012年3月

脳内チェス トレーニング方法 サイト作成開始

トレーニング方法を考えつつ、実際に自分でトレーニングを行いました。


2012年5月末日

脳内チェス トレーニング方法 公開

自分自身で1通りのトレーニングが終了したのでサイト公開しました。

この時点において

ボードイメージ

斜めマスのイメージはかなり早くイメージできるようになりましたが、時間が少しかかることもありました。

1つのマスの位置をイメージすることについては、どこのマスであってもすぐにイメージできるようになりました。

ボードは全体をハッキリイメージできるのではなく、4 x 4 マスや 2 x 2 マスで部分イメージしてました。ぼんやりしたイメージですが、イメージしようとすれば全体やどの部分でもイメージ可能でした。

白黒マスのイメージは必要に応じてイメージしてました。


駒の利き、動きイメージ

これはトレーニングにより格段にイメージ力がアップしました。駒の利き、動きのイメージトレーニングをすることでボードのイメージ力も高まりました。


2012年6月

トレーニングで得た Visualization が衰えないようにするためと、さらに Visualization を高めるため下記のトレーニングを継続

Simple Checkmates の本で1手メイト問題を頭の中のイメージで解く( 目を開けたまま )。

PANDOLFINI'S ENDGAME COURSE の問題を頭の中のイメージで解く( ポーンの問題から )。白黒先手両方考える。

Arena 3.0 を使い、ボードは見ないで棋譜だけを見てコンピューターと対戦。


2012年9月

下記トレーニングを継続してます。

Simple Checkmates の本で2手メイト問題を頭の中のイメージで解く。

116問あった1手メイト問題は終わってます。問題を解くことは難しくありませんでしたが、駒の配置を覚えるのに時間がかかるため、平日に1~2問やる程度でした。

以前より駒配置を覚えるのが少し早くなったと思います。

解答が正解でも問題を解いた後、問題図を見たら頭の中のイメージでは気づいていないことが結構ありました。


PANDOLFINI'S ENDGAME COURSE

ポーンの問題は終わり、現在 K + Q vs K + R の問題をやっているところです。

駒の配置を覚えてから頭の中のイメージでエンドゲーム問題を解くことを続けて気づいたことは、長い手順になればなるほど、問題図を見るよりも頭の中のイメージで考えたほうが駒の位置を覚えておきやすいということです。

問題図を見ながら先を読もうとすると問題図にある駒が読みの妨げとなることが多いです。
実際のゲームでは駒が配置された状態で先を読むので、その状態で読めるようにならなければなりませんが、ボードを見ないで頭の中のイメージで解くことができるのは決して無駄にはならないと思います。

また、長手順を頭の中でイメージできるのは集中力を保てる時で、疲れていたり、途中で眠くなるよう時( 笑 )はできません。

K + N + B vs K の問題のように30手近くかかる問題でも頭の中のイメージで解くことは難しくありません。ただしどうやったらその問題を解くことができるか分かってないとダメで、分からない時は早めに解答を見て、再度頭の中で問題を解くようにしてます。


PANDOLFINI'S ENDGAME COURSE に出てくる問題は駒数が少ないため、メイト問題で駒数が多い局面をイメージすることは大事だと感じます。

駒の配置を覚えてからボードだけを見て、エンドゲーム問題を解くことも Visualization を高めるには効果的だと思いますが、ボードを見なくても頭の中で問題を解くことは面白く、それができることに喜びを感じます。

今のところ2手メイト問題とエンドゲーム問題を頭の中でイメージして解くことを続けて行こうと思ってます。これはチェスの実力を高めるための補助的なトレーニングなので時間をかけ過ぎないようにしつつ、継続は力なりで地道に続けていきたいと思います。

棋譜だけを見てコンピューターと対戦することについてですが、現在はやっておらず今後も続ける予定は今のところありません。理由は普段ゲームをして、ゲームの見直しをして、それとは別にマスターのゲームを見て勉強していることがあるため、さらに棋譜だけを見てコンピューターと対戦する気力がわかないためです。

棋譜だけを見てコンピューターと対戦すること自体は Visualization を高め、Blindfold Chess をするために有効なトレーニング方法ですので、やりたい方は継続された方がいいです。


次回の経過報告は2手メイト問題を終えた時か、PANDOLFINI'S ENDGAME COURSE を終えた時になると思います( かなり先です^^;)。

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