基本的な Tactics 問題を始める


本来はコンピューターと対戦を行う前に、基本的な Tactics 問題を始めておきたいところですが、基本的な Endgame 問題と 1手、2手メイト問題もありますので、さらに Tactics 問題を行うのは厳しいと思います。

脳内チェストレーニングばかりに時間をかけるのは良くないため、ボードを見ないで基本的な Tactcs 問題を解くことは、1手、2手メイト問題集の本を読み終わってからでいいでしょう。
私もそうしようと思ってます。

基本的な Tactics 問題を始める時ために、使用する問題集とトレーニング方法を記載します。


ボードを見ないで頭の中のイメージで Tactics 問題を解くためにオススメの問題集は

SIMPLE CHESS TACTICS 著者 A.J. GILLAM ( 洋書 )

SIMPLE CHECKMATES と同じ著者です。Tactics のテーマが示されており、1手の問題から始まり、問題数も438問と適度なところが脳内チェストレーニングに適しています。

残念なことにその本は新品では発売されてないようですので、購入するとしたら amazon などで中古本になるでしょう。私は amazon.com の方で購入しました。


和書では

チェスの第1歩 初心者専用トレーニングノート
アンパサンチェス研究会 編集

に出てくる問題を解くのが良いでしょう。

Tactics 入門的な本をお持ちでしたら、その本に出てくる問題を解くことでも構いません。


トレーニング方法

① 4 x 4 マスエリアごとに駒の配置を覚え、頭の中でイメージできるようにする


② 駒配置を全体的なイメージにつなげる

8 x 8 マスの中で、駒が配置された 4 x 4 マスエリアを順々にイメージする


③ マテリアルを比較する

メイト問題ではメイトできることが分かっているので、白黒のマテリアルを比較しなくても大丈夫ですが、Tactics 問題では白黒のマテリアルを比較することを習慣づけましょう。


④ Tacics の手を考える前に安全確認する


⑤ Tactics の手を考える


⑥ 候補手を思いついたら、相手の応手を考え、安全確認する


⑦ 解答確認


⑧ 問題を解く中で気づいたことや、ミスについて記録する


1冊目の Tactics 問題集が終わったら

1001 Winning Chess Sacrifices and Combinations 著者 Fred Reinfeld
などの問題集に進まれたら良いでしょう。

メイト問題集の 1001 Brilliant Ways to Checkmate の問題集と合わせて読んでいけば良いでしょう( 各テーマごとの問題を1ページ解いたら、次のテーマの問題を1ページというふうに行なっていく )

コメント