基本的な Endgame 問題を始める


キングのトレーニングが終わりましたので、基本的な Endgame 問題を、目を閉じて頭の中で解くことを始めましょう。

このトレーニングは次のクイーン トレーニングと別に行なっていきます。1日1問でもいいですので、ご都合に合わせて行なってください。

このトレーニングは PANDOLFINI'S ENDGAME COURSE ( 洋書 ) の本に出てくる Endgame 問題を解いていきますので、お持ちでない方は amazon.co.jp などでご購入ください。なお誤植が多い本ですので下記リンク先のページをご覧になり、事前に誤植を訂正しておいた方が良いでしょう。

PANDOLFINI'S ENDGAME COURSE 正誤表

また、PANDOLFINI'S ENDGAME COURSE を読み終わっているか、終盤の基礎知識 などの基本的 Endgame 本を読み終わっていることを前提としてます。



トレーニング方法

① 駒の配置を覚える

駒の配置の覚え方は 「 脳内チェス編 駒の配置をイメージする 」のところで説明していますが、PANDOLFINI'S ENDGAME COURSE に出てくる問題は駒数が少ないですので、すぐに駒の配置を覚えられるはずです。

基本的には、4 x 4 マスエリアごとに駒の配置を覚えると良いです。2 x 2 マスの位置関係も利用しましょう。


② 白先手、黒先手 両方で問題を解く( 問題図は見ないで )。

本ではどちらの先手か示されていますが、両方考えた方が勉強になります。問題によっては片方の先手しかない場合もあります( チェックされているときなど )。

本で示されている先手と逆の先手になると非常に難しくなる問題もありますので、その場合はやらなくても OK です。


③ 解答確認

解答を見る時はまず、解答手順の棋譜だけ見て確認しましょう。
その後、問題図を見て再確認します。


④ 問題を解く中で、間違えたことや気づいたことをメモしていくと良いでしょう。例えば、駒の配置を間違えていた、どのようなイメージの仕方が良かったか、など。


問題を解いていく順番は自由ですが、K + P vs. K の問題から始めた方が良いです。
また、クイーンとナイトが出てくる問題は、クイーンとナイトのトレーニングが終わってから始めた方が良いでしょう。


PANDOLFINI'S ENDGAME COURSE の問題とは別に K + R vs K を目を閉じて、頭の中でやってみましょう。下図の局面から始めます。例として解答手順を記載しておきますが、自分なりの手順で構いません。



手順が長くなるため、考えている途中で駒の位置を忘れてしまうことがあるかも知れません。この問題に限らず、手順が長くなる問題の場合は、途中で局面のセーブポイントを作ると良いでしょう。忘れてしまったとき、局面のセーブポイントから始められるようにするためです。

局面のセーブポイントをどこにするかは自由ですが、覚えやすい局面が良いでしょう。局面だけでなく、どちらの先手かも覚えておきます。セーブポイントを作る時は常に自分が先手の局面にすると、どちらの先手だっったか迷うこともないでしょう。それでも忘れてしまったときは始めに戻るしかありません。

解答例
1.Rh3 Ke4 2.Kb2 Kf4 3.Kc2 Kg4 4.Re3 Kf4 5.Kd3 Kf5 6.Re4 Kg5 7.Kd4 Kf5 8.Kd5 Kg5 9.Ke5 Kg6 10.Rf4 Kg5 11.Ke4 Kg6 12.Rf5 Kg7 13.Ke5 Kg6 14.Ke6 Kg7 15.Rf6 Kg8 16.Rf7 Kh8 17.Kf6 Kg8 18.Kg6 Kh8 19.Rf8#


PANDOLFINI'S ENDGAME COURSE の問題を全て、問題図を見ないで頭の中で解けるようにするのが目標です。

PANDOLFINI'S ENDGAME COURSE の問題が全て終わったら、2回目も行った方が良いでしょう。その後は他の Endgame 本へ進みましょう。

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