ビショップ その3 ( トレーニング時間20分 )


今度はビショップの実際の利きとなる交差斜線のイメージトレーニングを行なっていきます。

f1 にあるビショップを c4 または b5 に移動させるのをイメージするのは容易だと思いますが、Bf1 が Bc4 または Bb5 に移動した後の利きがどのマスを通過するかはすぐにイメージできないと思います。

それゆえ、ビショップが移動した後の利きをできるだけ速くイメージできるようにしていきます。始めは時間がかかりますが、徐々に交差斜線をイメージするスピードが速くなることでしょう。


始めから目を閉じて、頭の中のイメージだけで行います。イメージが難しい場合は、 イメージトレーニング用ボード (←リンク)を見て位置関係を確認しても構いませんし、人差し指を動かしてマスの位置を確認しながらイメージするのも良いでしょう。

Bg1 の利きをイメージしてください。g1-a7 斜線と g1-h2 斜線になりますが、1マスごとどこを通過しているか確認してください。

続いて Bh2 の利きを同じようにイメージします。

以降は下図で示されている数字の順番で、各マスにおけるビショップの利きをイメージしてください。時間はかかりますが、ビショップの利きがどのマスを通過しているか1マスごと必ず確認してください。


速くイメージするよりも、通過するマスを確実にイメージできるようにしましょう。慣れれば自然にイメージするのが速くなります。

どのマスにビショップがあっても利きがすぐに分かることはもちろん良いことですが、ここで行なっているように、ビショップを動かした後の利きがどうなるかというイメージの仕方が役立ちます。

途中で休みを入れながら行いましょう。

このトレーニングの目安は2日間です。

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