駒のイメージを作る

駒の利きと動きをイメージするトレーニングに入る前に、駒のイメージを作ります。
すでに頭の中に駒のイメージがしっかりある方はこの項目は不要ですので、その場合は 「 駒の利きイメージ編 ここからのトレーニングについて 」 へお進みください。

面倒に感じるかも知れませんが、駒のイメージが頭の中にないといつもモヤモヤ霧がかった駒のイメージになってしまします。始めは駒のイメージを意識し過ぎると、駒の利きや動き、そしてボードのイメージの妨げになるため、駒の形をイメージする必要はありませんが、局面をイメージするときに駒のイメージを持っていた方が良いため、駒のイメージを作っておきましょう。


駒のイメージの作り方

1)本やチェスサイトの駒を真似して紙に書く。

2)イメージしやすい形に書きなおす。

3)何も見ないで各駒を書く。

何も見ないで書いた駒が自分の中の駒イメージとなります。

こちらは私が書いた駒のイメージです。



細かく言えば、白と黒の駒、白マスにあるとき、黒マスにあるときなどもありますが、その辺は必要に応じてイメージするようにしてます。

駒のイメージができましたらいよいよ 「 駒の利きイメージ編 」 へ入ります。
以降は次の記事へのリンクを貼っていませんので、サイドバーの各項目をクリックしてください。


追記 2014年 2月 1日

私自身の経験から、始めは各駒の形をイメージできないと気分的にスッキリしないので、駒の形を頭の中でイメージできるようすることはいいことだと思います。

しかし、現時点で思っていることですが、頭の中で駒をイメージする時、駒の形をハッキリと
イメージできなくてもいいと思ってます。そのマスに何の駒があるか分かっていれば良い
思ってます。というのも、イメージするのはイメージしないと分からないからイメージするのですが、理想としてはイメージしなくても分かるという状態がいいからです。

イメージするのは見る感覚と同じようなものですが、脳内チェスの理想は見る感覚ではなく、見なくても分かる感覚です。例えば a1 から h8 までの斜めラインがどこのマスを通るか
イメージしなくても分かる人が多いでしょう。そのように分かる感覚です。

マスの位置も始めはイメージしないと、イメージしづらいマスがあると思いますが、脳内チェストレーニングを続けていくと、比較的早い段階で、どのマスでも自然に位置をすぐイメージできるようになります ( 自然に分かる感覚。個人差はあります )。

ですから駒の形をハッキリイメージするよりも、どのマスにどの駒があるかという記憶力が重要になります。先の局面を読んでいく場合、頭の中で駒を動かしていきますが、動かした駒の位置をどう記憶すれば良いかは、現在も考え中で重要なテーマの1つとなってます。


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